魔除け天神の厄祓い

魔除け天神の「厄祓い」-厄除け祈願祭

令和6年(2024年)
2月3日()、4日()
式開始 午前10、11時 午後2、3、4、5、6時
※上記の各時刻から式を開始します。いずれかご都合の良い時刻にお越し下さい。
(式開始の少なくとも5分前までには、厄祓いの申し込みをお済ませ下さい)


ご存じですか? - 人生厄と黒星厄

厄には2種類の厄があります。
人生厄(じんせいやく)と黒星厄(くろぼしやく)です。

人生厄」とは、生まれてから死ぬまでの人の一生における、それぞれの年齢に応じた厄。 (=人生厄と名付けました)

黒星厄」とは、毎年毎年変わっていく、その人の星回り(方位盤における配置)に応じた厄。 (=黒星厄と名付けました)

古来より、厄の年に当たる年齢には、体調・運氣の変動が激しく、災難病難に見舞われることも多く要注意とされています。
この厄年をつつがなく平穏無事に過ごせるよう、心身を慎み、神社に参詣してお祓いを受けるのが良いとされています。

● 人生厄

災難を被りやすい年齢があります

人は、人生という時間の中で、生活環境、社会的環境、そして身体的状況がさまざまに変化していきます。

一生のうちには、後述する「氣」のことも含め、これらの影響による災難を被りやすいといわれる年齢(人生の節目でもある)があり、 それを「厄年(やくどし)」といいます(=人生厄)。

この厄年の考え方は、少なくとも1,000年前から存在し、永い時を経て経験則的に得られたものです。
近年では、医学的・生物学的(長寿遺伝子やタンパク質研究等)においても、その科学的検証が進んでいます。

人生厄変動グラフ男女-魔除け天神厄祓い


今年の人生厄の方は以下のとおりです

神道では、数え年(※)で考えて、
男性は、25歳、42歳、61歳
女性は、19歳、33歳、37歳、61歳が、本厄(ほんやく)に該当する年齢とされています。

その中でも、男性の「42歳」、女性の「33歳」は、大厄(たいやく)といい、 この前後の年の前厄(まえやく)、後厄(あとやく)を含め、特に忌み慎まなければ ならないとされています。

※ 神道における年齢は、満年齢でなく「数え年」で考えます。生まれた時点を1歳とし、 毎年1月1日の元旦を迎える毎に1歳が加算される(神様からご褒美の1歳をいただく) という考えに基づく年齢です。 - 具体的には、今年の西暦年2022からあなたの誕生西暦年を引き算して+1した数です。

自分の厄年年齢(数え年)がよく分からないという方でも、 以下の表における、紫色の何年生まれかを確認していただければ、ご自分が該当者なのかどうかが分かります。 (表に記載の年齢は「数え年」となっています)

人生厄該当者表-男

人生厄該当者表-女

人生厄該当者表-十三参り

十三詣り(じゅんさんまいり)】
子供から大人へと大きく変わる歳(13歳 - 生まれ年の干支から12年経ち最初の一巡をして元の干支に戻る年)に神社にお参りし、これまでの成長を祝い感謝するとともに、 厄を祓い落とし、今後の人生における多福・開運・健康・知恵授かりを祈願する伝統行事です。

★ 黒星厄

私たちは氣の影響を受けています

この世界には「氣」が流れており、一定の法則で循環しています。
氣は見えませんが、私たち人間はこの氣の影響を大きく受けています。

氣は、一~九まで、次の9つの氣に分類できます。
一白水星(いっぱく すいせい)、二黒土星(じこく どせい)、三碧木星(さんぺき もくせい)、 四緑木星(しろく もくせい)、五黄土星(ごおう どせい)、六白金星(ろっぱく きんせい)、七赤金星(しちせき きんせい)、 八白土星(はっぱく どせい)、九紫火星(きゅうし かせい)。

人は生まれた瞬間に、そのとき循環している氣を体内に取り込みます。
その誕生の瞬間に受け取った氣を「本命星(ほんめいせい)」といい(上記9つの氣のうちの1つが、あなたの本命星として決まり)、 その後の人生における運勢に影響を与え続けます。

今年のあなたの本命星の位置は?

   方位盤

この八角形をしたものを「方位盤(ほういばん)」といいます。
方位盤には、東西南北、北東・南東・南西・北西の八方向と、 中央部とを含めて合計9つの場所があります。

この9つの場所に、上記9つの氣(一白水星~九紫火星)が配置され、 その配置は、毎年、異なるものとなります(9年周期で変化します)。

その配置における以下の4つの場所が、運勢が停滞する凶方位(黒星)となり、今年は次の本命星の方が該当します(=黒星厄)。
困難宮(北)と八方塞り(中央)の方は特に要注意です。

 ★★ 北(困難宮)  : 八白土星

 ★★ 中央(八方塞り): 三碧木星

 北東(鬼門)   : 六白金星

 南西(裏鬼門)  : 九紫火星

        ↓↓↓

 方位盤配置-魔除け天神厄祓い


今年の黒星厄の方は以下のとおりです

自分の本命星や数え年がよく分からないという方でも、 以下の表における、紫色の何年生まれかを確認していただければ、ご自分が該当者なのかどうかが分かります。(表に記載の年齢は「数え年」となっています)

 黒星厄該当者表

これまで、「誕生日が1月1日~2月節分日(立春の前日)にあたる人は、前年生まれの星(本命星)として考える」 との旧来の考えを採用していましたが、その考え方を改め、上記表のとおり、(誕生月日は考慮せず)何年生れであるかが、その人の星を決めるものとします。
なぜなら、神社では、12月31日にその年の罪穢れ(穢れた気)を祓う大祓いを行い、1月1日には元旦祭を行って新年を祝いますが、それは、元旦からは "その年の新しい「氣」" に変わるということであり、生まれた時(その年)に受けたその氣がその人の星を決めることになるからです。

人生厄・黒星厄の両方に該当された方は

●人生厄と★黒星厄の該当者表を見ていて、両方に該当する方がいらっしゃると思いますが、
その場合は、「人生厄」の方を優先していただければと思います。 (人生厄として厄祓いに申し込んで下さい)

まずは、人生という大きな時間の流れがあって(人生厄)、
その中で、年毎の変動がある(黒星厄)と考えるからです。

鳴弦の儀

弓の弦を引き鳴らして

弓を引く神職

          
魔除け天神では、厄祓いの神事において
 鳴弦の儀 - めいげんのぎ  を執り行います。

鳴弦の儀とは、弓の弦を引き鳴らすことにより魔気・邪気を祓う魔除けの儀式です。
これは、古く平安時代(遡れば縄文時代)の昔から日本各地で伝えられてきた由緒ある儀式です。 魔は、この弓を引く音が大嫌いです。

「鳴弦の儀」では、御神前にて、順に八方向を向いて、弓の弦を引き鳴らします。
これにより、八方位から入って来ようとする魔を祓い撃退し、 あなたの全方位(360°全ての方角)に結界を張ります。

因みに、この鳴弦の儀で使用する弓は、当神社に100年前から伝わる弓です。 (魔除けの弓と称す)


神様も“弓”と深い縁が

当神社(若狭野天満神社 - 魔除け天神)の主祭神は、天神様である菅原道真公(すがわらみちざねこう)と天忍穗耳命(あめのおしほみみのみこと)との二神ですが、 いずれの神様も、弓とは深い縁があります。

弓を引く菅原道真公

菅原道真公は、
学問の神様として知られていますが、ご生前は文武両道に秀でた御仁であり、百発百中の弓の名手でもありました。
北野天神縁起絵巻には、「再び放ち給えば再び当たり、百度放ち給えば百度当たる」とあります。


弓を持つ天忍穗耳命

天忍穗耳命は、
天照大神と素戔嗚尊から生まれた五皇子のご長男であり、 別の御神名を「正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひ あめのおしほみみのみこと)」といい、弓も操り戦いに素早く勝利する力の強い神様です。

特製授与品

3種類の授与品

厄祓いをされた方には、式終了後、以下3種類の授与品(御守り・破魔矢・五円銭)を授与致します。

 ◆ 厄晴れ守り (やくばれまもり):人生厄
 ◆ 白星守り (しろぼしまもり):黒星厄
 
 ◆ 天神破魔矢 (てんじんはまや)
 
 ◆ 厄落とし五円銭 (ごえんせん)

厄晴れ守り、白星守り

厄晴れ守り表面 厄晴れ守り裏面

人生厄」のお祓いをされた方には、この「厄晴れ守り」を授与致します。
厄が祓われ、晴れ渡った青空のように清々しい気持ちになれる御守りです。

裏面には、梅亀(うかめ)の社紋と "魔除け天神" の金箔が押されています。この字体は、神社の社号標と同じ字体です。


白星守り表面 白星守り裏面 白星守り八方剣マーク

黒星厄」のお祓いをされた方には、この「白星守り」を授与致します。
厄が祓われ、黒星から白星へと運氣が好転する御守りです。因みに、白色も、魔を寄せ付けない魔除けの色です。

また、この御守りには、八方向に剣が守っている菱花形も刺繍されています。

天神破魔矢

天神破魔矢

授与致します天神破魔矢は、「鳴弦の儀」で用いた魔除けの弓の "矢(=魔を破る矢)" であるとお考え下さい。
この破魔矢も、あなたを魔(厄)から強力に守ってくれます。
矢の朱色も、縄文の太古からの魔除けの色ですし、付いている鈴も、その鈴の音で魔・邪気を祓います。

祈祷料他

玉串-魔除け天神厄祓い

厄祓いの祈祷料


一人 6,000円

2月3日・4日の指定時刻(上記7回の式開始時刻)のみ6,000円

魔除けの鈴-魔除け天神厄祓い

別料金

2月3日・4日以外の日でも受け付けております。 但し、祈祷料は別料金(10,000円)となることご了承下さい。
(2月3日・4日であっても、指定時刻外であれば別料金となります)


その場合、少なくとも前日までに電話等で日時をご予約下さい。

※「思い立ったが吉日」で、あなたが厄を祓いたいと思ったときに、1年間いつでもお申し込み頂けます。
※ 別料金ではありますが、個別に(謂わば貸し切りで)厄祓いしていただけます。

大麻・金幣-魔除け天神厄祓い

新型コロナ感染症対策

◆発熱や咳など、風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス感染等の症状の可能性があり、 体調が優れない方は、申し訳ないですが、ご遠慮下さいませ。

◆不織布マスク等、ウイルスカット率の高いマスクを着用下さいますようお願い致します。

◆社務所の玄関、待合室にアルコールを置いておりますので、アルコール消毒をお願い致します。

想い

コロナ禍に対してもそうですが、何でも、気合いとか根性論だけでは勝てない・上手くいかないと思います。
感覚的な話だけでなく、論理的・科学的な思考をもっと大切にすべきです。
今こそ、私達の感性にその力が合わされば、再び強く前進していけるんじゃないでしょうか。


・・それを前提とした上で、、でも、、思うんです。

最後には、論理や科学が及ばない世界があると。

そもそも、人間の論理は、神の世界では全く通用しません。
人間にとって非論理的なことでも、神様にとってはごく当然のこと。

実は、説明がつかないこと・不思議なことは、この世界にあふれています。
私達の体の細胞60兆個を、いったい誰が、寝ている間も一糸乱れずコントロールしているのでしょうか。
いくらタンパク質を合成しても、たった1つの細胞でさえ、そこに0から生命-魂を作り出すことはできません。


この自然=見えるものは、見えないもの=神様によって支えられています。

自然という意味では、人間も、ウイルスも、自然の一部。
だとしたら、人間が考えたり行うこと(論理的科学的なこと、気合い根性論的なこと)も、コロナ禍の出来事も、
全て、神様の世界の範疇に入るのではないでしょうか。

なので、まずは、論理的・科学的な視点を常に意識しつつ、
(正しいという確証がなくとも、調べたり、比較したり、より可能性が高いと思われる方を選択することはできます)
気合いで頑張るべきところは気合いで頑張る。
そんなふうに、人としてできることはしっかり行い、(人事を尽くして)

その上で、最後には、この厄祓い祈願のように、神様を前にして、無心に「祈る」、(天命を待つ)
それが大切なんだと思います。


そして、その祈りにおいて、
起こることは全てが恵みと感謝をし、
自分のことだけでなく、誰かのためにと想いを寄せる。


神様とつながり、みんなの幸せを願う、

そんなあなたは、必ず、不思議な力で守られます。

お問い合せ


若狭野天満神社
(わかさの てんまんじんじゃ)
― 魔除け天神 ―
兵庫県相生市若狭野町野々1190
TEL:0791-28-0041
FAX:0791-28-0047

若狭野天満神社-魔除け天神