千鳴りひょう短冊は、金色(金箔紙製)の、ひょうたん(瓢箪)型した短冊状の絵馬ですが、
これに、神様への願い事やあの人への想いを書いて、
拝殿(絵馬堂)の外に設置してある絵馬掛け(ひょうたん絵馬掛け)に結び付けてください。
書き方は、この短冊絵馬の片面でも両面でも、お好きなように書いていただいて結構です。
初穂料 1枚 500円
千鳴りひょう短冊の頭部に、赤い糸とともに金色の可愛い和鈴が付いています。
昼も、夜も、ひょう短冊は風に吹かれ、きらきらと輝き揺れながら、心地よい鈴の音が響きます。
ちなみに、神社で鈴を鳴らす(賽銭箱のところにある鈴緒を振って鈴を鳴らす)のは、
「お参りに来ました。私はここに居ますよ」と、神様にお知らせするためです。
同様に、千鳴りひょう短冊も、鈴を鳴り響かせて天(星)にお知らせしているのです。
拝殿(絵馬堂)の正面にある大きな賽銭箱の右横に「小机と椅子」(絵馬・短冊等の祈願書き所)がありますので、
書き所としてご利用ください。心静かに、神様と向き合いながら、ひょう短冊に願いや想いを書いていただけます。
なお、小型のランプを置いておきますので、暗いときなど、適宜点灯させて(スイッチを入れて)明かりをとってください。
短冊といえば、"星に願いを"、の七夕ですが、
(七夕についても、現代では7月7日ですが、旧暦8月のころが雨が少なく夜空がきれいな本来の七夕の日です)
願いを書いて納める「絵馬」として、一年中お好きな時に掛けていただいて大丈夫です。
私はお月様にお願いしたいのですが?
➱ お月様も、星の一つです。
満月🌕のときでも三日月🌒のときでも、お好きなお月様に願いを届けてくださいね。月ウサギも応援してくれます。
ちなみに、月は衛星、地球は惑星、太陽は恒星と考えていくと、昼間の太陽も恒星という星の一つですし、
夜空の星もほとんどが恒星なので、この千鳴りひょう短冊は、夜空の星にだけでなく、
昼空の星にも願い・想いを届けていることになります。
まさに、昼も夜も、です。